変形性膝関節症 質問と回答

変形性膝関節症がひどく、膝が変形して痛みのある場合はどうすればよいですか？

何よりもまず、できるだけ早く当院を受診してください。
変形性膝関節症は時間の経過とともに悪化していきますので、早期の治療が重要です。違和感や痛みから動かずに安静にしたままでは悪化する一方です。
状況によっては歩行が困難になり、日常生活がかなり困難になるなど支障が出ます。
歩かなくなると足の筋肉が衰え全身の血液循環や、代謝にまで悪い影響を与えます。

マッサージは変形性膝関節症の治療に有効ですか？

マッサージをすれば、瞬間的には動きやすくなるかもしれません。
しかし、関節のズレが問題の根源なので、筋肉を揉むだけでは原因への効果はありません。
変形の度合いを見定めることが重要で、状況によってはマッサージの刺激から炎症を引き起こしたり、症状を悪化させたりする可能性もあります。痛みや腫れがあるところを自身でマッサージすることは避けましょう。
症状に応じて適切なケアを行うことが肝要です。

変形性膝関節症の根本的な対処法は？

足、腰、臀部のねじれた関節を治療することが必要です。
膝はもともと変形しにくい関節で、なかなか歪みません。構造的に曲げ伸ばしをすることをメインとした関節だからです。
しかし、膝は太ももやすねの骨がねじれることで負担がかかります。
股関節や足関節の機能を高めることは、膝の痛みの悪化を食い止めるだけでなく、歩きやすくすることにもつながります。
背骨のバランスは股関節の重心の位置に影響されるため、背骨のズレを矯正することも重要です。

変形性膝関節症になるリスクが高い職業、ライフスタイルは？

ある報告によると、女性は男性よりも変形性膝関節症になりやすいと言われています。
これはホルモンの影響に加え、女性は男性に比べて筋肉量が少ないからだという説があります。
膝に負担のかかる立ち仕事や、テニスやサッカーなどのスポーツは、膝関節症を悪化させる可能性があります。
膝にかかる圧力のために、体型、いわゆる太りすぎも膝関節の炎症を悪化させます。

変形性膝関節症のセルフケアは？

姿勢や生活習慣を見直すことが重要です。
痛みがひどい間は、不快な動作はできるだけ避けましょう。サポーターや装具を利用すれば、重さを軽減できます。
さらに、痛みがなくなるまで筋肉を鍛えることも必要になります。ただし、正しい対処法は症状や状況によって判断しなければなりませんので、まずはご相談ください。

効果は一目瞭然！施術を受けた方のBefore&After

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